特別観戦レポート:
アイアンマン in ニュージーランド2007
開催日: | 2007年3月3日(土) |
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場所: | 北島 タウポ湖 |
レース内容: | アイアンマン |
・Swim: 3.8km | |
・Bike: 180km | |
・Run: 42km |
フォトアルバム
観戦中、日本人の方を中心に写真をとりました。ぜひご覧ください!載せ切れなかった写真もたくさんあります。
※大きい写真が欲しい!という方は、お問い合わせ画面より【アイアンマン写真希望】として、ご連絡ください。写真番号は、カーソルを写真の上に置くと表示されます。載せ切れなかった写真もたくさんあります。そちらも一緒にお送りします。連絡お待ちしております!
スタッフ藤井 巌の観戦レポート
3月2日(金)から4日(日)まで、Taupo(タウポ)で行われたアイアンマンレースを観戦してきました。 もちろん、観戦です。やったりしません。
アイアンマンレース、その名のとおり「鉄人」レースです。水泳3.8km、自転車180km、そしてその後にフルマラソン。優勝者のタイムでも8時間を越える、究極の個人耐久レースです。
自分としては、初めての観戦です。周りには、やっている人、目指している人、結構いるんですが、なかなかチャンスがありませんでした。でも、ニュージーランドでは、住んでいるところから車でわずか4時間程度で観に行けます。日本から友達の白戸太郎さんも参戦する!また、Lake Taupo Cycle Challengeという12,000人参加の自転車イベントと、同じタウポのイベント運営者が関わっているということで、行くことに決めました。
レース前日の夕方の雲。もう、秋の雲ですね。白戸さんを激励した後、空を眺めていました。いい天気になりそうだ。
そして、レース当日。午前7時にスイミング・レグのスタート。オセアニアで最大の湖、タウポ湖がスイムの決戦場です。昨年より参加者は若干少なくなったものの、900名以上がいっせいに泳ぎだす光景は圧巻です。観客も、まさに食い入るように見ています。
一時間もしないうちに、上位の選手たちの集団が上がってきました。自転車へのトランジットに向かいます。もう、わたくし、この辺で感動しまくってレースにぞっこんです。
自転車は180km。2周回のコースです。聞こえるかどうかわからないけど、日本の方が(もしくは日本の方とおぼしき方が)いらっしゃったら、
「頑張れー!頑張ってくださーい!」って、大きな声で叫んでいました。
白戸さん、私たちの声が聞こえたらしくて、右手をハンドルバーからかすかに上げて引きのガッツポーズで応えてくれました。 かなり格好良かったです。
ランは、日本の方の得意種目なんでしょうか。皆さん、本当に凄かった。
写真は、全体第6シードの谷選手。いやぁ、早かったです。どんどん抜いて、結局総合8位でゴールされました。見ていてその真剣さがビンビンと伝わってきました。凄まじかった。
ゴール地点がまた感動なんです。 ゴールを目の前にして足が動かなくなって、みんなに励まされながらゴールになんとか達した瞬間に倒れこむ人。あまりの感動で号泣する人。家族で抱き合う人。ゴールした瞬間にプロポーズする人。 そして、こんなに頑張った人たちを支えてきた家族の方々。 そんな人たちと一緒にゴールする勇者たち。 息子と。お母さんと。そして (たくさんの)娘たちと。全力疾走です。渾身のガッツ・ポーズ!
こんな偉業を達成するために、日々のたゆまぬ努力があることは全く疑いの余地がありません。一つの目標に向かって、突き進む皆さんの強い信念と、その信念を維持するための身体と心の強さ。私が今回目の当たりにした、その強さがみんなを惹きつけるんでしょう。皆さんの、自分に言い訳をしない、妥協の無い生き方に触れただけでも、凄く凄く大きな収穫でした。苦しいと思って歩みを止めるのではなく、その苦しさを乗り越える精神的強さ。そういう強さを持っている人が、ゴールで家族に見せる笑顔が最高に素敵でした。皆さん、本当にお疲れ様でした!